• 歌曲
  • グレード:中~上級
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鈴木輝昭:「愛憐詩篇」バリトン独唱とピアノのための

JPY: 1,300 yen

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編・著者名
作曲:鈴木輝昭/作詩:萩原朔太郎
判型/頁
A4判/24頁
JAN
4962864942673
ISBN
978-4-7609-4267-1
演奏時間
12分
発売日
2024.11.20

バリトン歌手で合唱指揮者でもある大津康平の委嘱作品。2023年発行の「純銀の賽」と対をなす作品。萩原朔太郎の詩集「愛憐詩篇」より4つの詩に作曲された。「桜」「女よ」「利根川のほとり」「月光と海月(くらげ)」の4曲。詩人の内に秘めた狂気と背中合わせのナルシズムを音像の核に置き、作曲者の叙情も重ね創作された。グレード:中~上級



1. 桜       (約3’00”)
2. 女よ     (約2’50”)
3. 利根川のほとり(約2’30”)
4. 月光と海月 (約2’50”)

 大津康平氏の第9回バリトン・リサイタルの委嘱を受けて、萩原朔太郎の詩によるバリトンとピアノのための【愛憐詩篇】を作曲した。四つの抒情的な歌曲から成る組曲作品である。
 大津康平氏のリサイタルシリーズでは、前回の第8回にも萩原朔太郎詩による組曲【純銀の賽】を書いて初演していただいた(カワイ出版刊)。その前作と本作【愛憐詩篇】では、スタイルもアプローチも異なる対照的な性格を呈している。
 同じ詩人の詩による異なる音世界を創出すること、詩と音楽が連動しつつ対照的な側面を表出するという意味において、二つの組曲作品は謂わば対の関係にある。

 『やさしい純情にみちた過去の日を記念するために』と朔太郎が語る[愛憐詩篇]所収の四篇の詩〈桜〉〈女よ〉〈利根川のほとり〉〈月光と海月〉によって組曲を構成し、有機的な調性感を湛えたテクスチュアにわたくしの抒情を重ねていった。
 萩原朔太郎初期の咏嘆的文語調で書かれたこの一連の詩は、朔太郎本人曰く『典雅であやめ香水の匂いがする』という。詩人が裡に秘めた狂気と背中合わせのナルシズムは、常に音像の核にあり、四曲を通して描かれる時間の彩と情景の綾を聴き取っていただけることを願う。


鈴木輝昭
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鈴木輝昭:「愛憐詩篇」バリトン独唱とピアノのための

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