追悼　新川和江

詩人の新川和江さんがお亡くなりになりました。新川さんは戦後を代表する女流詩人であり、「現代詩ラ・メール」を吉原幸子さんとともに創刊され多くの女性詩人を支援されました。新川さんの書く詩はゾクッとする表現が内在される事があります。詩そのものに音楽性を感じることが多く、そのことが合唱曲として数多くの作曲家が付曲した理由かもしれません。カワイ出版では三善晃さん、木下牧子さん、鈴木輝昭さん、信長貴富さんほかたくさんの新川さんの詩をテキストとした作品を出版しております。是非、新川さんの事がを感じて歌って頂ければと思います。

カワイ出版

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• 石若雅弥
• 混声
• ・混）生きる理由
• ・わたしの中にも（「風のマーチ」無伴奏混声合唱曲集）
• 女声
• ・女）生きる理由
• 大中恩
• 混声
• ・今はもう（「こころの詩」混声合唱曲集 IX）
• ・壺（「こころの詩」混声合唱曲集 IX）
• 歌曲
• ・ゆきがふる（「よろこびのうたを」ソプラノのための）
• 木下牧子
• 女声
• ・女）わたしは風
• 鈴木輝昭
• 新川和江様ご逝去の報を受け、慎んでご冥福をお祈り申し上げます。 新川様は、初めての出会いから寛容で温かいお言葉をかけてくださり、その後は数々の初演や取材旅行にもご一緒させていただきました。 新川和江様の描く世界は宇宙的スケールに満ちており、音楽に様々なインスピレーションを与えてくれました。時間と空間を超えて自在に駆け巡り、同時に全てを限りなく深い愛で包み込む、人類にとっての大地母神のような存在でした。 新川和江様の御作は、作曲をするわたくしに進むべき道を照らしてくださる光であり、在るべき姿を示してくださる支えとして、私の裡で生き続けると思います。 言葉に尽くせぬ感謝を込めて、新川様の測り知れない偉業を讃えます。
  鈴木輝昭 拝
• 混声
• ・混）大地はまだ
• 女声
• ・女）火へのオード
• ・わたしの海（「リーダーシャッツⅣ」女声合唱／名曲篇）
• ・女）海をうしろへ
• 歌曲
• ・「“青春詩篇”による７つの歌」歌曲集
• 信長貴富
• 新川和江先生の詩には、「春」を始めとし、沢山作曲させていただきました。詩の使用をお許し願う手紙を差し上げると、いつも作曲を歓迎するお返事をくださり、そのたびに大いに励まされました。これからも詩の中の新川先生の言葉に励まされ続けるでしょう。ありがとうございました。
  信長貴富
• ・春（「女声詩人による三つの譚歌」混声合唱曲集
• ・混ピース）生きる理由
• 女声
• ・愛人ジユリエツト（「だましてください言葉やさしく」女声合唱とピアノのための）
• ・女ピース）生きる理由
• ・春（「うたを うたう とき〔改訂版〕」女声合唱曲集）
• ・春（「リーダーシャッツⅣ」女声合唱／名曲篇）
• ・女）果実のうた
• 歌曲
• ・春（信長貴富歌曲集）
• ・生きる理由（信長貴富歌曲集）
• 国枝春恵
• 女声
• ・橋をわたる時（「合唱名曲館　第２集」女声合唱）
• 松本　望
• 混声
• ・教えてください　どこにいればいいのか（「やがて音楽が」混声合唱とピアノ、シンバルのための組曲）
• 女声
• ・女）光の彼方へ
• 池辺晋一郎
• 女声
• ・女）千度呼べば
• なかにしあかね
• 歌曲
• ・ふゆのさくら(なかにしあかね歌曲集)
• 三宅悠太
• 混声
• ・生きる理由（「二つの『理由』」無伴奏混声合唱のための）
• 横山智昭
• 混声
• ・わたしの中にも（「わたしの中にも」混声合唱のための組曲）
• ・混）名づけられた葉
• 同声
• ・同）はだし大好き
• 山下祐加
• 混声
• ・混）あこがれ
• 平吉毅州
• 混声
• ・空（「透明な想い出に」混声合唱のための）
• 女声
• ・歌（「歌・どこかで」無伴奏女声合唱曲集）
• ・どこかで（「歌・どこかで」無伴奏女声合唱曲集）
• 三善　晃
• 女声
• ・女）風に、風から
• ・彼方にあると（「四つの愛のかたち」女声合唱とピアノのための）
• ・女）どこかで
• 土田豊貴
• 女声
• ・こがらし（「きまぐれうた」無伴奏女声合唱のための）
• ・雪の蝶（「雪の蝶」女声合唱とピアノのためのフモレスケ）
• ・こがらし（「リーダーシャッツⅣ」無伴奏女声合唱のための）
• 同声
• ・同）雨あがり
• 髙嶋みどり
• 女声
• ・女）ぶどうの村
• ・女）明日のりんご
• 宮本益光
• 歌曲
• ・海（「私の歌」歌曲集）
• 山中惇史
• 歌曲
• ・歌（山中惇史歌曲集）