• 混声合唱/オリジナル

森田花央里:「青い小径」混声合唱組曲

JPY: 1,700 yen

数量:
編・著者名
作曲:森田花央里 作詩:竹久夢二
判型/頁
A4判/44頁
JAN
4962864897249
ISBN
978-4-7609-1353-4
演奏時間
14分
編成
P混4
発売日
2014.09.01

2013年朝日作曲賞受賞作品。竹久夢二の詩を瑞々しい感性で綴った組曲。ジャズピアノの経験が豊富な作曲者ならではの美しい音づかいを楽しむことができる。細部まで丁寧に作り込まれた本作は、歌いごたえを十分に感じることができるだろう。ピアノ伴奏付。

収載曲

作曲者:
森田 花央里
Morita,Kaori
作詞者:
竹久夢二
作曲者:
森田 花央里
Morita,Kaori
作詞者:
竹久夢二
作曲者:
森田 花央里
Morita,Kaori
作詞者:
竹久夢二
作曲者:
森田 花央里
Morita,Kaori
作詞者:
竹久夢二
<まえがき>
 ――人は一度この小径をゆけば、もはや再び帰らないだらう。――

詩集「青い小径」の冒頭に夢二はこう書いています。

彼の言葉は、あたたかいのにつめたくて、やさしいのにかなしくて、諦めているのに願い続けている。そして少し残酷です。それは彼が残酷な性質というより、この世のあるところはたしかに残酷であり、彼はその真実を語りたいのだと思う。

夢二の描いた女性たちは、よそ行きに着飾った婦人ではなく、芸者や肺病やみのような女。それは日常の中の貧しくやさしい人々でした。
美しい女ではなく、当時、犠牲的に生きる人々の願いを描きたかったのです。

彼は、ここにはない自由と幸福の世界を一途に望み、失われしもの、過ぎ去りしものに想いを馳せ、痛むほど純粋な郷愁を抱いていました。

懐かしく儚い詩は、残酷な痛みを秘めています。

花火の下でお酒を飲みながら、浴衣の男女は刹那的に笑う。だから愉しまなければと、心の真実に目を反らしたりして。

夢二は来ぬ人を待ち続け、心の願いのままに生きようとしました。

ほんとうに誰かをそばにおくことなど、誰にもできません。
銀の小籠があるとするならば、それは心の中に。

青い小径の向こうで、再び帰らぬ、幼きの日のあなたと会えますように。

森田花央里
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森田花央里:「青い小径」混声合唱組曲

JPY: 1,700 yen

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(c)edition KAWAI, a division of Zen-On Music Co., Ltd.