• 女声合唱/オリジナル

名田綾子:「まんてんのほし」女声合唱とピアノのための

JPY: 1,500 yen

数量:
編・著者名
作曲:名田綾子 作詩:堀江菜穂子
判型/頁
A4判/32頁
JAN
4962864891865
ISBN
978-4-7609-2559-9
演奏時間
13分
編成
P女3
発売日
2018.11.01
脳性麻痺で寝たきりの詩人が日常から受ける様々な思いを、同じ女性ならではの視点で捉え、言葉を大事にしたメロディと気持ちの移ろいを感じる和声を用いて表現した作品。
グレード:中級
<まえがき>

 2015年4月、何気なく手に取った新聞の一面に目が止まりました。そこには「声なき詩 命の証し」のタイトル。脳性まひのため寝たきりの生活を続けながら、「心をかいほうするためのしゅだん」としてわずかに動く指先で詩を紡ぐ、二十歳(当時)の詩人・堀江菜穂子さんの記事が載っていました。

 私は、菜穂子さんの奥底から湧き上がる、まさに魂そのもののような言葉に衝撃を受け、心を掴まれました。そして、菜穂子さんの言葉を音楽にしたい、より多くの人に伝えたい、と直感的に強く思いました。

 その後、菜穂子さんとご両親にも了承を得て、詩集〈さくらのこえ〉の中から4篇の詩に曲を付け、組曲にしました。最初に新聞で読んだ「せかいのなかで」が終曲となっています。

 『まんてんのほし』というタイトルは、一見するとキラキラした美しい画が思い浮かびますが、この作品では決してポジティブな意味だけで描かれているわけではありません。1曲目「まんてんのほし」、2曲目「あしたといういみ」、3曲目「たすけてほしいときに」では、菜穂子さんの心の中の葛藤や苦しみ、苛立ち、寂しさ、少しの諦め、そしてなお信じる希望…さまざまな感情が見え隠れします。その複雑な心の動きを経て、4曲目「せかいのなかで」では自分への決意、前を向いて歩んでいく宣誓のような意志の強さを感じます。もちろん、菜穂子さんにしかわからない、計り知れない想いがあると思われますが、私なりの音楽表現として、一語一語を大切にこの組曲を書きました。4曲すべてを聴き終わったとき、改めて『まんてんのほし』というタイトルの奥にある真意がふっと腑に落ちるような、“すべての人への讃歌だ”と思えるような作品になればと願っています。
名田綾子
○置き配につきまして【eスコアを除く】
現在宅配BOXのご指定は可能ですが、置き配のご指定は弊社側からは行えずお客様がウェブから設定頂く必要があります。「クロネコメンバーズ」への登録が必要となりますのでご注意ください。
詳細はこちらをご覧ください。
※eスコアの場合商品の発送を致しませんので当ご案内は該当致しません。
○受注生産品の発送日につきまして
カートボタン近くに「こちらの商品は、受注生産品により納期が掛かります。」と表示されている商品は、ご注文を頂いてから製作を開始する受注生産品です。発送予定日につきましてはページ下部のカレンダーをご確認下さい。配送指定日や備考欄にこの日程より前のご希望を入れて頂きましてもご要望にお応えする事は出来ません。ご了承下さい。
※受注生産品はお客様のご注文分を都度製作いたしますので、いかなるご事情がありましてもご注文後のキャンセルを承ることが出来ません。ご注意ください。
○領収証の発行につきまして こちらをご覧ください
○100冊を超えるご注文につきまして
仕様上の都合により1回の操作でカートに入れる事が出来る部数は100冊が上限となります。
ですが同じアイテムを何度でもカートに追加をする事が可能ですので、例えば150冊ご注文の場合1.数量100を選択し「カートに入れる」ボタンクリック 2. その後出てくるダイアログで「買い物を続ける」をクリックし同じアイテムに戻って再度数量50冊を「カートに入れる」事でカートには150冊入れる事が可能です。

名田綾子:「まんてんのほし」女声合唱とピアノのための

JPY: 1,500 yen

数量:
(c)edition KAWAI, a division of Zen-On Music Co., Ltd.